本件は当財団で今まで実施してきた臨床試験にて蓄積されたデータを統合し、広く一般に利用可能な臨床試験情報データベースを作成することを目標とした当財団の新規事業の一環として、下記対象者のデータを使用した消化器癌化学療法に関する大規模データベースの構築に際しデータの利用を公開するものです。
| プロジェクト名 | ACCENT(Adjuvants Colon Cancer End Points) |
|---|---|
| 対象者及び
登録期間 |
<がん集学的治療研究財団が実施した試験に参加された患者さん> ●JFMC07-8601; 1986年2月~1988年12月 大腸癌術後補助化学療法剤としてのフッ化ピリミジン系薬剤の有用性に関する臨床比較試験 ●JFMC15-8901; 1989年1月~1990年12月 大腸癌に対する補助免疫化学療法および補助化学療法の有用性に関する臨床比較試験 ●JFMC33-0502; 2005年10月~2007年9月 StageⅡB/Ⅲ大腸癌に対する術後補助化学療法としてのUFT/LV経口療法の治療スケジュールに関する第Ⅲ相比較臨床試験 ●JFMC37-0801; 2008年9月~2009年12月 StageⅢ(Dukes’C)結腸癌治癒切除例に対する術後補助化学療法としてのカペシタビンの至適投与期間に関するランダム化第Ⅲ相比較臨床試験 |
| 利用目的 | 臨床試験のデザイン作成に有用な情報の提供が可能になります。海外では、プライマリーエンドポイントの設定、年齢、人種による薬剤の効果の違い等がDBにより解析され、新しい薬剤開発に生かされています。また、日本全体の臨床試験の国際的評価が向上するとともに、今後の予防と治療開発にさらに寄与することが可能となります。 |
| 提供の方法 | がん集学的治療研究財団にて保管していた個人を特定することができないよう匿名化されている情報を下記の情報管理責任者へ提供します。 ・氏名:Dr. Qian Shi ・所属: メイヨー・クリニック(非営利法人Mayo Foundation for Medical Education and Research(MFMER)) ・住所: 200 First Street SW, Rochester, MN 55905 |
| 情報の項目 | 上記試験ご参加時に症例報告書にてご提供いただいた情報 ※欠測情報の補完(新たな情報収集)は行いません |
| 研究機関の範囲 | メイヨー・クリニック及びそのすべての関連法人 |
| 連絡先 | 公益財団法人がん集学的治療研究財団 住所 ;〒136-0071 東京都江東区亀戸1-28-6 タニビル3F 電話番号 ;総務 03-5627-7593 , 研究 03-5627-7594 FAX番号;03-5627-7595 e-mail ;jfmc-dc@xb358833.xbiz.jp |
試験で登録された患者さんのデータは、個人を特定することができないよう仮名化されています。また、情報が今回のプロジェクト以外に利用されることはありません。今回のプロジェクトにご質問等ございましたら、ご本人より上記「公益財団法人がん集学的治療研究財団」宛てに手紙、メール、お電話もしくはファックスなどにてその旨ご連絡ください。